こんにちは。「好きなことを仕事にしたい」という思いと現実の間で悩む方に、私の経験をお伝えできればと思います。
夢を諦めた理由:20代で決断した現実的な選択
アートの道に進みたいという夢がありました。
「これで食べていけるのか」という現実的な不安が、常に私の心の中にありました。展覧会に出展しても、作品は売れず、評価も思うように得られませんでした。日々の生活に追われ、創作の時間は少しずつ減っていきました。
そして、周囲からの「そろそろ安定した仕事を」という声も、少しずつ重みを増していきました。気がつけば、私は全く違う職種に転身していました。
後悔の芽生え:SNSで見つけた同級生の活躍
最近、美術学校時代の同級生がSNSで個展の告知をしているのを見かけました。彼女の作品は、年々深みを増し、独自の世界観を確立していました。その投稿を見た時、胸が締め付けられるような感覚に襲われました。
「続けていれば、私も…」
今、デジタルアートやNFTなど、アートの可能性は広がっています。クリエイターが個人で発信し、収入を得られる時代になりました。しかし、筆を置いてしまった私には、もはやその波に乗る術がありません。
新たな挑戦への一歩:イラストレーターを目指す決意
長い間モヤモヤと考え続けた末、ようやく自分の中でわかった事がありました。
「イラストレーターになりたい」
正直に言えば、まだ自信を持って大きな声では言えません。でも、この小さな思いを、これ以上押し殺したくはありませんでした。
今の生活を大きく変えるつもりはありません。働きながら、空いた時間で少しずつイラストの練習を始めようと思います。まずは趣味のような感覚で、自分のペースで進めていければと考えています。
ただ漠然と描くのではなく、いつか誰かの心に届くイラストが描けたら…。そんな小さな夢を持って、一歩を踏み出すことにしました。
これからの行動計画:未経験からイラストレーターになるためのステップ
具体的な目標設定
1. 毎日30分のデッサン練習の継続
2. デジタルイラストの基礎スキル習得
3. オンラインスクールでの本格的な学習開始
4. SNSでイラスト作品の発信準備
焦らず、着実に。自分のペースでスキルを積み上げていければと思います。
実現への道のり:先輩イラストレーターからのアドバイス
先日、SNSで知り合った40代のイラストレーターの方とオンラインで話す機会がありました。彼女は会社員を続けながら、少しずつイラストの練習を重ね、今では企業からの依頼も受けるようになったそうです。
「最初は不安でしたが、毎日少しずつでも描き続けることが大切です。それが確実にスキルアップにつながっていきます」
その言葉に、大きな励みをもらいました。
まとめ:アラフォーからでも遅くない:好きを仕事にする第一歩
好きなことを仕事にできなかった後悔は、確かに私の中にあります。でも、その後悔は今、新しい可能性への扉を開く鍵になろうとしています。
人生は一度きり。後悔するくらいなら、挑戦する方を選びたい。そう思えるようになりました。
今、同じような思いを抱えている方へ。
まだ遅くありません。むしろ、人生経験を積んだ今だからこそ、より深い形で夢に向き合えるのかもしれません。
あなたの「好き」を仕事にする第一歩は、今日から始められるのです。
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