薪ストーブは温かみのある暖房方法として人気が高まっていますが、購入を考える際にはいくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。
薪ストーブを購入する前に知っておくべき10のことをまとめました。
知っておくべき10のこと
初期費用とランニングコスト
薪ストーブは初期投資が高い場合が多く、価格によってはコストパフォーマンスが悪いと感じることがあります。また燃料となる薪の価格も安くないのでランニングコストもかかります。また着火剤やファイヤースターターなどアイテムにかかる経費も知っておきましょう。
メンテナンスが必要
薪ストーブは定期的なメンテナンスが必要です。
・シーズン前後の煙突掃除。
・定期的な炉内の清掃。
・ストーブのガラスの煤取りなど。
メンテナンスを怠ると、効率が下がり、火事の原因となる可能性もあります。手間をかける覚悟が必要です。
虫の侵入
薪が虫の温床になる場合があります。冬を越すために薪の隙間に虫が隠れていることが多く、ストーブの暖かさとともに虫が活動し始めます。特にカメムシが多く薪にくっついているので薪を家に入れる際には確認が必要です。
虫が苦手な人はこの事も購入前に知っておくべきでしょう。
近隣の同意
薪ストーブを設置する場合、近隣住民の同意が必要なことがあります。特に煙や匂いが影響を与える可能性があるため、事前に相談して配慮することが大切です。
実際に新築で薪ストーブを設置予定だったが、景観や観光地の近くということもあり、近隣の反対で見送りになったケースもあります。
薪ストーブの種類
市場にはさまざまな種類の薪ストーブがあります。例えば、鋳物製、鋼板製、鉄板製などがあり、それぞれ燃焼効率やデザインが異なるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
設置にかかる費用の考慮
薪ストーブの本体価格だけでなく、設置費用も考慮する必要があります。本体価格より煙突関連にかかる費用のほうが多くなってきます。煙突工事や必要な設備の費用が加わるため、全体の予算をしっかり把握することが重要です。
薪の入手経路
薪ストーブを使用するには薪が必要ですが、どのように薪を入手するかも考えておきましょう。
・自分で薪割りをし確保する。
・購入する。
・地域の薪販売所を利用する。
・木材を扱う工場で無料提供してくれる所を探す。
・ジモティーなどの個人売買など。
入手方法を確保しておくことが大切です。
薪割りをするにも木の入手経路を調べておく必要があります。作業を行う場所、薪を保存して置く場所の確保も行っておきましょう。
補助金
地域によっては、薪ストーブ購入や設置に対する補助金や助成金が用意されている場合があります。購入前に情報を確認し、地域の行政機関やホームページをチェックすることをおすすめします。
匂い
薪ストーブを使用する際には、薪が燃える匂いが発生します。この匂いを好む人もいますが、住環境によっては不快に感じることもあります。内装や服に燻された匂いがうつることが予想されるので知っておく必要があります。
インテリアへの影響
薪ストーブも一部として部屋全体で揃えた大切なインテリアへの影響も知っておくべきでしょう。特に薪ストーブの近くに置いてあるものは急激な温度変化や火の影響で変形したり色が変わってしまいます。着火や薪を追加する時に火の粉が飛ぶ恐れもあるので焦げ跡や最悪の場合引火の危険性もあります。
まとめ
薪ストーブは魅力的な暖房方法ですが、購入前にはさまざまな要因を考慮することが必要です。生活スタイルや環境を見極め、自分に最適な選択をするために必要な情報をしっかりと集めましょう。
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